目指すべきは全き幸せ

私の場合、全き幸せとは、ソファでくつろぐ夫の体にカエルのようにへばりつき、頭を夫の首のあたりにうずめている状態が一番それに近いのではないだろうか。夫の体温の暖かさのなかにいると、今ここにいることが正しいのだと感じられる。疑いもなく正しいの…

久しぶりの自宅

一週間以上家を留守にしていた。マンションに着き、郵便箱から郵便物を取り、エレベーターで上がる。昼間のマンションは人気が無く、ガランとしていて、自分の足音がやけに響く。家のドアを開けると、外とは明らかに違う匂いがする。こんな、匂いだっけ?と…

いつまでも

I want to sleep like I'm dead....

日本は異常

休日の夜だというのに、日本から遠慮なく連絡が入ってきて、かなりストレス溜まるわ。それでなくとも日本に比べてカナダは祝日が10日位少ないというのに。こういうことから安眠妨害されてストレスが溜まって病気になったんだと言いたい。日本のサラリーマン…

短期的な展望

多かれ少なかれ、あと一年程度で日本へ戻ることになると思われる。いやー。今後どのように生きて行こうか、展望が全く立たない。流されるままか、意思を持って挑むか、住む場所も変わるしねー。かなりの分岐点やね。なんてことを話し合ってたら、3時になって…

フェルマーの最終定理

数学は苦手だけど、数学により、森羅万象を説明付けようとする試みには心を惹かれる。数論は数学の中でも特に苦手な分野だが、このサイモン・シンの読ませ方は素晴らしい。数に纏わる歴史、数学者の人生、そして、数論そのものの魅力でグイグイ文系の頭を引…

一年の計

これから、毎日所感なるものを書き綴ってみようかと思う。今日の所感は、最近色々な動きがあるなぁと思うこと。自分は何も変わりが無いのだけれど、自分の周りの環境が否応無しに変わって行くこと、それにより自分の周囲にも変化が起こり、何と無く、自分も…

アイルランドへの思慕

兎に角、今はアイルランドだね。アイルランドの崖っぷちで、風に吹かれ、雨に打たれ、思いのままに感動してみたい。薄い緑と濃い青と、悲哀と素朴さを全身に感じたい。何でもすぐにリセットしたくなる悪い癖は恐らく一生治らないだろう。

老人と海

果たして、この本を読んだことのある人は、何%いるのだろうか。外国にいると、日本にいた時見向きもしなかった本を読むことがある。「老人と海」もその一つとなった。日曜日の朝、何か淡々と静かな読み物を読みたいと思い、窓辺で優雅に読み出したものの、…

なんとなくそのままにしておく

家の窓は、外に向いてる面が全面ガラス張りである。耐震性が疑われる。見事な一枚ガラスの一つに、大きな手形が、クリアな視界を遮るようにくっきり付いている。明らかに女の手ではない大きな手形。仲介人であるDamian君が残したものか、彼がブラインドをひ…

歯と目は不可逆ですか。

出張帰りに、同僚から、歯と目は不可逆だと教わった。視力快復させるこを今年の目標としているだけに、落ち込みは激しかった。後二ヶ月だけど。明日は生まれて初めての海外dentist。この際、一切合切治してもらう。

羊飼い

今一番気になることは、羊飼いの生活について。『破戒』の丑松のお父さんは、山間の羊飼いとなることで、世俗から離れた。『木を植えた男』に出てくるブフィエ氏も、山間の地で、羊飼いの傍ら木を植え続けた。羊飼いは、賢者とか、案内人とかいうイメージが…

重いわ

笑ってしまうほど人生が楽しくない。バンクーバーに来たら本当の人生が始まるんじゃないかと期待していたが、借り物の人生を送っていることに変わりは無かった。でもはっきり言って今の仕事を自分の人生にしちゃったら、重くて潰れる。僕はこれで食ってるん…

漂流

何に流されているのか分からないのだが、漂流して久しい時が流れてしまい、あさって私は三十二歳になる。夜中の2時まで夢中で本を読んでいたら、ここが何処だか分からなくなり、外のバイクの音も郵便配達の音かと錯覚してしまった。ここはバンクーバーで明…

三連休

年に何回か訪れる三連休の過ごし方には何かと悩まされる。いつも当日まで無計画だからだ。バンクーバーに赴任し、二ヶ月経ち漸く生活も落ち着いた。初めは早速購入した車で、家具の買い出しやら、色々な観光地などへ一人遠出したりしたが、初期の興奮からも…

キュウシンください

バンクーバーに着いて早々、6時に起きてカルガリーへ飛んだ。次の日は4時40分に起きてシカゴに飛んで、すぐまたカナダに戻ってきた。次の日は4時45分に起きてバンクーバーに戻り、残業して仕事を終わらせた。死ぬんじゃないかと思った。出張に行っていつも不…

支えるとは

電車の中で友人にもたれ掛かる若い男性がいた。「もう、だめだ…」と言う彼に、「よしよし、もう一息」と声を掛ける友人。最後に残った力でつり輪を握る彼の腕を肩で受け止め、力を失った彼の体を胸で受け止める友人。ただの酔っ払いには違いないけれど、彼は…

初詣で

元旦には決まって近所の神社に初詣でに行く。数年前からはお父さんとお兄ちゃんも加わるようになり、一家総出七人である。その神社には神様を呼び出す鈴が五つある。真ん中には大きな鈴、その両隣には中ぶりの、一番端に小ぶりの鈴が並んでいる。今年は本厄…

ともかくも今日の出来事

朝起きたら、7時過ぎでいずれにしても遅刻であることに落胆することから始まった。なごだあを成田空港に迎えに行くか、高校からのソウルメイトとPsalmのコンサートに行くか。最後まで悩んだが、今日はPsalmの方へ行くことに決定。最近はなごだあ離れを励行…

日経新聞に書いてあったこと

会社に入ってから3年くらい、新聞を全く読まなかった。ストレスフルな仕事に対する密やかな反抗であった。兄からは「商社マンなのに新聞も読まないでよく仕事ができるね」と言われた。仕事ができた試しはない。電車の中ではグインサーガ(栗本薫)を読んでい…

幸福なヒトトキ

中華街にて早めの夕食を終え、不思議発見までの一時間くらいをタリーズで過ごした土曜日のこと。何にもしなくて良くて、やっぱりなごだあと過ごす時間が愛おしくて、多分幸せとはこのようなヒトトキのこと。ひんやりとした夜気をまとって入った時のコーヒー…

凝り

肩甲骨から後頭部にかけての凝りがとれず、上半身が胸像の様になってから三年くらい経つ。最初は「若いのにすごい凝ってますね」と笑われていたのだが、今では「反発しないほど浸み込んじゃってますね」と同情をされる始末。触られる感覚も鈍くなった。感性…

RIZE

異動してからの残業三昧に体が疲弊し、活動という活動を嫌気する自分がおり、天気が芳しくないことにも付け込み、こないだの三連休は読者三昧、DVD鑑賞三昧となった。たかのてるこ著の「キューバでアミーゴ」を読むにあたり、一気にダンスボルテージが上がっ…

きんもくせい

日曜は久々に河原をジョギングした。毎年、金木犀が強く香る頃になると(ああ、もうそんな季節か)とはっとさせられる。香りというのは何と記憶と直結するものだろうか。金木犀の匂いは部活後の帰り道を思い出させる。疲れた体に初秋の風は心地よく、運ばれ…

赤坂でーと

土曜日は赤坂で彼と彼の取引先の人としゃぶしゃぶを食べた。台湾在住の商社マンで、彼の会社の商品を台湾で売る販社の社長とのこと。木曽路でしゃぶしゃぶを食べた。彼の大事な取引先の人であるにも関わらず私は何だか興が乗らず気もそぞろであった。最大限…

日帰り白昼でーと

今日は二年ぶり位にでえとをした。品川で待ち合わせてお昼を食べてスタバでコウヒイを飲んでお別れした。二人ともゲリピイだったものだから、いなにわうどんとサラダを注文した。何故彼はお腹が痛いのにわざわざ繊維質の多いサラダなんかを頼むのだろうと不…

毎日十年

毎日何かを十年をやり続けることで、何かに長けるというので、早速ブログを毎日一言書こうと思ったその日から早速書けていない。その日はイベントが多かった為、書きたいことが盛り沢山過ぎて筆を執るに十分な気力がなかった為。午前中は時間があったので一…

店員についての考察

最近は朝、通勤途中でタピオカinレモンティー若しくはコーヒーゼリーinミルクティーを買うことが多いのだが、そこの店員に対しては何故か反抗心を抱くことが多い。私はポイントカードが大嫌いなのだが、必ずポイントカードを渡してくる。ごみ箱行きであるこ…

メンマ

家に帰るなり、塩気が欲しいと思い、メンマを食べた。お父さんが自分は歯が弱いからということでくれたもの。メンマはいくつから固いものの分類になるのだろうか。まだウィンナーをチンするも、まだ塩気が足りない。なぜこのように塩気を欲しがるのか、非常…

徒然日記

今日は引越し以来初めてジョギングをした。何も猛暑に思い立つことはないのだが、しゃぶしゃぶ食べ放題、蕎麦屋で会食、中華料理と必要カロリー以上の飲み食いが続き、1キロゲインしたので、流石に気持ち悪く、いてもたってもいられず、炎天下の中、約一時間…