流されている日常

特に伝えたいことは無いのだが、鬱々とした気分を紛らす為に、今日の出来事を書いてみる。

朝、先に出ていった同居人から「ペットボトルの収拾日だから出しといて」とメールが来ており、それを見たもう一人の同居人がゴミ箱を覗きながら「あー、袋に入ってないじゃん」と呟きながら空のペットボトルをまとめる。(私が最初に入れたんじゃないよ)と心で弁解しながら、私がゴミ収拾場まで持っていく。三人の共同作業。

マンションのオートロックの玄関を出ると、台風一過の秋晴れが広がった。空が高い。秋の匂いを思いきり吸い込んで口角を上げれば、気分は上々である。

午前中は、こないだポシャった案件の最後の残務をした。恋愛相談メールが来たので返信する。仕事よりこっちの方がワクワクする。

お昼イタリアン。イタリアに二年研修に行っていた先輩に連絡したらたまたま空いていた。大学の学部が一緒だった為、懇意にしてもらっている。何と、イタリアで知り合った女性と先月国際結婚し、来年には子供が生まれるらしい。知らない間に世の中は前へ進んでいる。

飄々としたところが魅力的な男性。国際結婚するくらいだし、視点が広い。私も最後のチャンスに手を上げて海外研修に応募しようかと思っている。「じゃ、せっかくやから、、、」というかんじ。

午後は新規事業はっくつ調査。今日はネットと農業と化粧品関連を中心に調べた。いいビジネスが思いつかず、悶々とする。声を大にして言いたい「一朝一夕では無理です。」

会社を7時半に出る。人事評価の提出物を書いてたら遅くなった。地下鉄まで行ったところ、提出物をプリントしたまま回収し忘れたことに気付いた。自己評価やら何やら書き込んでいるものなので、普通なら戻って回収するところだが、(別に見られてもいいやー)と思い、きれいさっぱり忘れて帰途に着いた。